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車の運転で、スピードメーターを見ることができない!(頭痛 めまい 耳鳴り 小田急線 神奈川 町田 相模大野 厚木 海老名)

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 こんにちは。相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は、平成27年の7月11日の土曜日です。毎日、診察させていただく中で、日々の日常生活を送っていると、段々段々と人間というのは緊張が強くて、固くなってくるものだなというのを非常に感じます。そして、普段の生活の中で、頭が痛いけれども、仕事を頑張ろうとか。寝不足だけれども、仕事に行かなければとか。腰が痛いけれども、家事を休めないしという風に、症状を抑えて抑えてくると、段々段々と身体からの症状というか、調子が頭に捉えられない状態になってきている方というのが、ほとんどではないかなと思います。

 僕自身も含めてですけれども、その中である程度、40歳という人生の半分を超えて、身体の状態を維持していこうとした時に、一番重要なことは、身体の調子を取っていくということが必要ですよというのは、いつも何度もお話しをさせていただいています。

 その時に、その身体の状態として、イメージとして面白いなと思ったのは、 車の運転をしている時に、例えば、その外ばかりを見て、計器類というか速度計とか。エンジンの回転数とか、ガソリンの量とか。エンジンオイルの状態とか、そういうものを全く見ずに、運転している状態ではないかなと思います。他の車がいれば、ある程度、スピード感はわかると思うのですけれども。広い道で全然車がいないところだと、知らないうちにすごいスピードが出てしまっていたり。

 あるいは、ずっと車に乗っていて、全然計器類を見ないで、突然エンストをしたとか。なんでエンストしたのかとか、 もうパニックになってしまっているのだけれども、実はガソリンがなくなったと。それは、ちょこちょこちょこちょこと、ガソリンメーターを見ていれば、あるいは、ガソリンメーターからの警報音を聞いていれば、事前に分かったことなのですけれども。

 なんか突然、ガソリンが消えてしまって、パニックになってしまうというのは、その人間が病気になる状態と良く似ているのではないかなと思います。ガンとか認知症とか、脳卒中や心筋梗塞など。こういった病気はいずれも、突然になるものではありませんので。日々の状態が悪い身体の状態が、積み重なっていって、ある時にぽっと出たように思われると 。

 ご自身が身体の状態を、ちょこちょこちょこちょこと診る習慣をつけていけば、基本的には、こういう生活習慣病と言われるものはなりませんので。ある程度、スピードメーターとか、計器類、車の状態を見る。外ばかりを見て運転するのではなくて、車の状態を見る練習を、日々していくということが重要ですよということを、いつもお話しをさせていただいています。

 その中で、当院では意識をして力を抜くというトレーニングを毎日やっていて、身体を感じる練習をしているのですけれども。そのトレーニングを行う上で、1つ重要なことは、変化を感じていくということなのです。それについては、ちょっと次回詳しくお話しをさせていただきたいなと思います。

 今日は、イメージとして、色々な生活習慣病の病気、脳梗塞、心筋梗塞、ガン、認知症が 起こるというのは、身体の状態は全く顧みずに、全然わからない状態がずっと続いてるために、突然起こるような感じがするけれども。そういった病気というのは、当然起こるものではなくて、身体の状態が分かってれば、ある程度、事前に防げるものだということであって。車の運転をされていて、そのスピード系とかガソリンの量とか、エンジンの回転数とか、そういった 計器類を全く見ずに運転しているような、外ばかりを見て運転しているような状態ですよというお話でした。今日は、以上です。

相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘

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