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残りの人生、病気にならない「めど」はありますか?なければ現実的には、病気になります。

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こんにちは。相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は平成28年7月9日の土曜日です。
人間て意外に生活していく中で盲点になってることは多いのだと思うのですが、例えば50、60歳、30、40歳、まあ20歳、10代、あらゆる世代の方において、まあ生きていくのであれば、その残りの人生は病気をしたくないという方がほぼ100%じゃないかなと思いますし、病気をするだけじゃなくて体が健康的で症状もなくていい状態になっていきたいなということが望みであるはずです。
患者さんに質問すると、病気になりたいという人はそもそも病院に来てる段階でいないかもしれないですけど、まだ会ったことはないです。であれば、望みとしては、残りの人生を病気なく、体の状態よく過ごしていきたいという希望を持っている。で、その目標を達成するために、そういう目標が心の中にあって、何かこれをやっとけばこの目標達成でるだろうなというような「めど」はありますかという質問すると、「ある」と答えられた方は今のところいません。答えられる方でも何か漠然と、例えば運動しようかなとか、健康にいい食べ物食べようかなとか、そういうことをおっしゃるだけで、なかなかそういう方というのはいないのが実情です。
でも冷静にちょっと考えていただいて、学生時代テストを合格点取ろうと思った時に、課題のこれとこれをやっていけばとりあえず合格点ラインいくかなという「めど」を持って試験にのぞんだはずです。僕自身はそうでしたし、受験の時も過去問をこれだけやって、それでできなかったところをこの問題集で補ってやるというのを受験までにやって、それだけやってればある程度受かるかなという「めど」を持って行きました。
まあスポーツ選手であれば、この大会で優勝するためにはこの技をこれだけ決めれるようになろうとか、バスケットとかのチームであれば練習中になるべくこれだけミスのない練習をこなして、練習試合でこういう相手と勝っていく中でこの大会にのぞんでいこうとか。ある程度何か目標があった時にその目標を達成する前に「めど」があるはずです。
で、その「めど」を持っておくということがすごく大事なのにもかかわらず、その一番多くの方が望んでいる望み、残りの人生健康で体の状態よく生きてくという目標に対して「めど」を持ってる方がいないということ。プラス今の世の中で結構日常生活の中で頭が痛いとか、夜眠れないとか、体に無理かけて生活されている方が多いということを考えると、将来的にそういった望みは手に入れることができるはずがないというふうなことを冷静に客観的には思います。
まあ目を覚ましてみていただいて、やっぱり目先のお金を稼ぐとか、いろいろなことがあるのかもしれないですけども、それ以前に長期的にご自身は健康的な人生を送るということが、どういうふうなことをしていけば、戦略的にどういうふうなことをしていけばそういった人生がゲットできるのかということを、一日ある程度何もせずに手放して冷静に考えていくという時間が必要だと思います。そうでなくてもちょっとずつ考えていくということは、もしその目標を手に入れたいのであれば必要なんじゃないかなと僕自身は思います。
まあそれは自分のエゴ、人のためにやってるので、子供の世話とか大人のお父さんやお母さんの世話をしてるので、そのつらいので、そんなこと考えるのは自分のエゴじゃないかなと思われるかもしれないですけども、結局ご自身が体の調子が悪くて病気になってるってことは、子供さんにとっても将来的に負担になるし、現時点でも負担になってるかもしれないですし、そういう不機嫌な顔しているということがすごく周りに対しての悪影響を及ぼしてますし、病気になったらなおさら周りに迷惑をかけるということにつながっていくので、まあ長期的にはそういったことを考えるということが周りへの恩返ししなるということをまずは踏まえて、目先のことだけではなくて、しっかりとご自身自身が何を望んでいるのかなということを考えていくということが非常に重要なのかなと思いました。
まあ明日はそういった「めど」に関して、僕なりの一つの提案がありますので、またお話させていただきたいと思います。今日は以上です。

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