こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は平成28年3月7日の火曜日です。
診察させていただいて、大変な状況で症状自体が頭痛がひどかったり、目眩がひどかったり、腰が痛かったり、大変な状況で来られるという方がいますけれども、そういう方にいろんな体に対しての向き合い方というのをお伝えさせていただいております。
その方は結局どうしたいかというと、今のお仕事も維持しつつ症状も良くなりたいということもあります。もちろんそれができれば理想なんですけれども、現実として受け入れていかなきゃいけないということは、今の状況から新しい状況に変わろうと思ったときに、多かれ少なかれ何らかの犠牲は必要です、ということ。犠牲以上の、自分にとって有意義な結果が目的としてある、ということを受け入れる必要があるのかなと思います。
海で流れに乗ってボートを漕いでるときに、その流れにずっと沿っていくと、全然自分の思った方向と違う方向にいってしまう場合、流れから離れる必要があります。
そうなってくると、流れのままいっていれば、乗ってる分には楽ですけれども、自分の意図する方向にはいかない。意図する方向にいきたいのであれば、やはり流れに逆らってオールで漕ぐか、舵をきらなかればいけない。
そのときには、結局は何らかの犠牲、流れに逆らって力のベクトルを与えるという犠牲、自分の労力を費やすという犠牲が必要になってきます。だけども、別の方向にいきたいって思ったときに、そういった犠牲は必要ですし、別の方向にいきたいということと流れに任せたいということと、2つは同時にこの世の中には現実的に存在することができませんので、ひとつご自身が今の苦しい状況を変化させていきたいと思ったときに、何らかの犠牲は必要ですよということを、一時的に受け入れていくということが重要ではないかと僕自身は思います。
一時的にはきつくても、ご自身の体の状態、体質が本来的に改善してくれば、そういったキツさというのは何でもなかったことに、
あとから思ってなってきますので、今目の前のことが人生において全てではないので、やはりひとつ状況を変化させていきたい場合には、何らかの犠牲が必要ですということを受け入れるということは、僕自身必要じゃないかなと思います。今日は以上です。
相武台脳神経外科
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