YouTube ハイパーサーミア

第4の癌治療法 ハイパーサーミア 第4回 林賢先生

更新日:

《林》 5年前に、クリニックを開業しておりますけれども、それまでは、がん専門の拠点病院でですね。外科として、内視鏡外科、肝胆膵外科としてですね。それなりの実績を積んで。評議員とか、そういった役回りもこなしながら、診療をしてきたものですけれども。癌の方がですね、なかなか全てのかかった方が癌が治るわけではありませんので、そういう癌難民になるような方々が出てしまってる現状を鑑みて、その新しいクリニックを開く際には、そういう人たちのですね。為になるような、そういうクリニックを作りたいと思いまして、その中で、ご紹介いただいた、サーモトロン温熱治療と出会ったわけなんですね。

 当院のところには、サーモトロン RF 8という機械ですけれども、これが2台稼働していまして。1日で、15枠くらいあるんですけれども、10枠から12枠くらい使用させて頂いている現状です。結構、遠方からも来られてまして、県外だと新潟県ですとか、富山県、群馬県からもいらっしゃっている側面はあります。

ハイパーサーミア、どのような治療なのか?

 プローブという当たるもの自体はですね、外の所は冷えています。中の方を温めるためには、大きなプローブを使っていただいて。30cmプローブですけれども。それでやって頂くと、大体、10cm~20cmくらいまでの間は、上下からその電磁波は入りますので内部加温されると。ですから、表面的にはこう冷やしてまして。本人は、どっさり汗をかくという様なとても不思議な感じになるわけですけれども。患者さんは、沢山の汗をかきますので着替えを持って来て頂いて、着替えてお帰りい頂くという様な形にしております。熱さ痛さについては、人それぞれでできるだけ軽減するような対策ですね。先程言ったグリッピングといマッサージなども含めてですけれども、それを軽減する方法の一つかという風に思っております。

ハイパーサーミア、どのくらいの頻度で治療できるか?

 ヒートショックプロテインの観点からですね、一応、間を1日は置いて頂きたいと思っていますけれども。回数を多く希望する方の中には、自費枠という、ですから先程の先生がおっしゃったような適用の無いという方も含めてですが、週に2回くらいをご案内している事があります。長期的に対応して頂きたいものですから、そのようなご案内になっておりますけれども。

ハイパーサーミア、治療できない部位はあるか?

 基本的に当てられない場所は、頭と目です。頭と目は、ちょっとご案内しておりません。甲状腺以下のところにつきましては、甲状腺、胸、上腹部、下腹部などに分けてご案内しております。

ハイパーサーミア、腫瘍が転移していても対応できるか?

 腫瘍が、例えば胸部と腹部、2ヵ所に分かれるような場合には、そのご本人様のその腫瘍の量にも合わせますけれども。腫瘍の多いところを回数を多くして頂く様な形で、2ヵ所、ないしは3ヵ所に、各部に振り分けながら、今日は胸部をやって。今日は腹部をやって。その様な形でご案内する事はあります。

 先生あのですね、脳外科なので、実際に臨床的にですね。がんの患者様と向き合う時間が少ないかもしれませんが。ビタミンCの患者様を含めまして、癌のですね、がん難民的な標準治療でコントロールする事の大変難しい患者様の一群がいるのは事実ですので。そういう方々に、勇気を与えるというかですね。こういう治療もあるんだという事で、力を与えて頂く様な意味におきまして、頑張っていただければなという風に思っておりますので。これから、頑張ってください。

《加》 今日は貴重なお話を、遠いところありがとうございました。

相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘

-YouTube, ハイパーサーミア
-,

Copyright© 診察室 延長戦 , 2024 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.