こんにちは。相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は、平成21年の6月14日の日曜日です。明日のブログにもでるのですけれども。やはりその僕たち人間というのは、今は社会に住んでいて、中学、高校と小さい頃から、目的思考で刷り込まれているので。色々なことに対して、目的や結果を求められます。
例えば、スポーツをするにしても、何秒台をだすとか、金メダルを取るとか。何とかで1位になるとか。勉強をするにしても、点数がありますし、合格するかどうかということもありますし。会社でも、色々な部分に関して、ある程度、目的や結果を求められている部分だと思うのですけれども。
大人になってから冷静に考えて、ちょっと思考をシフトしていく必要が、楽しくやっていく為に必要なのかなと思うのですが。ずっとやはり何のために自分は働いてるのかなというのを、ちょっと立ち止まって冷静に考えてみると、面白いのかなと思います。もちろん、その会社のストレスに晒されながら、満員電車にも負けずに、毎日、毎日会社に行って。我慢して給料をもらって、家に振り込む。
だけれども、帰りは遅いですし疲労困憊ですし、週末はなかなか子どもさんと遊ぶ時間もないですし。お金は家族に入れるのだけれども、時間がなくて、家族との夕食や一緒に食べる時間もなかったり。一緒に旅行したり、話をする時間もなかったりというのが、子どもさんが、結局、小学・中学と大きくなるまで、あまり時間を持てないまま、いつのまにか終わってしまう。
本当にご自身は、そういう人生を望んでいるのでしょうかということになってくるのですけれども。以前に、ご自身は何を今の人生の時間で、今は目的にしているのかというのを、思い出していくと良いのかなと思います。その中で、やはりあまり意識しなかったのかもしれないのですけれども。やはり目的としてるのが、給料であってお金を稼ぐためだとか。何か事業をやるためだとか。見えない結果に対して、何か色々と頑張っている部分があると言うのですけれども。
その結果というのは、結局は何をしたいのかと言うと、僕自身の考えですけれども。自分自身の心の幸せや心の満足感。それに伴って、やはり家族、子どもさんとか。あとは、その友人や取り巻いている方とかと、楽しい時間を過ごす。楽しい気持ちになると言うのが、やはりその本当の一番の幸せなのではないかなと思うのですけれども。
そこが大切だということを、もうちょっと忘れてしまっているという。そういう時間を取るという事を、忘れてしまっているということが、日々の生活を繰り返していると、非常にそういうことを考える時間もなくなってしまっていますので。でも、気付いたら子どもさんは大きくなってしまって、何にも思い出がなかったみたいな話になりかねませんから。
僕自身は、その人の心の健康や身体の健康を保つ意味でも、ちょっと一回、どこかで立ち止まって頂いて、今は自分は何を目的に生きているのかなというのを、少し冷静に考えていただくと、やはり結果、何かの結果に対して頑張っている部分があるのかなということに、まずは気付くと思います。
やはり結果は大切ですけれども。結果以前に、じゃあ自分は、本当は何を大切に今は時間を過ごすのか。生きていかなければいけないのかなという。結果よりも、自分が大切にしたい、大切にしたい重要なものは何かなということを、ちょっと考える時間を持つと良いのかなと思います。
僕自身はやはり、心の満足感を大切にしたいということが一つあるので。そういったことを大切にした生き方をしたいなと。最近は、何か結果として、クリニックで売上を上げるとか。医者として名前を残すとか。そういったこと以上に、やはり自分自身の心の満足感。周りの方々の、心の満足感が得られるような生き方をしたいなというのを、大切にして生きたいなというのを、自分の中ではあります。
そして、やはりその患者さんとか周りの方に、自分自身もそうですけれども、言いたいのは、頭の中ではいつの間にか、目的志向。結果志向になっているので。結果というよりも、自分はどうありたいのか。何を大切にしたいのかというのを、もう1回思い出して。それを頭にイメージするということをしながら、生きていくということが、良く満足ができる生き方をする上では、非常に大切かなと。
結果というものは、努力をしても報われない時もありますし。うまくいかない時もあるのですが、その結果を出すために、非常に犠牲を払う時もあるのですけれども。やはり大切にしたい物というのは、イメージをするだけです。意識をするだけで、その時点、その瞬間。その時点から、大切にできますので。そうすると、時間の過ごし方というのは、だいぶ変わってくるのかなと思います。
僕自身は、やはりこの都会に住んでいて、結果思考から、その何を大切にしたいのか。何をどういうあり方でいたいのかというあり方へ、少しずつ頭の意識を変えていく方が、日々の生活を楽しく過ごせるのではないかなという提案でした。今日は、以上です。