スタッフと院長のやりとり備忘録 食事

スタッフと院長のやりとり備忘録 - 老化への日々の努力習慣:その1 カップラーメン –

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<スタッフと院長のやりとり備忘録>


スタッフ:
空腹感を疑う。

ファスティングをする事によって、本当の意味でお腹が空いたという感覚が分かった。

表面上の食欲に振り回されてしまうと、ちょっとなんかストレスがあった時に、食欲に食事に走ってしまったり。

食欲が暴走したりする事があるので。自分の本当の意味での、食欲というか。空腹感というのは、どういう状態なのだろうかというのを。

一回、実際に感じてみるという上でも、ちょっと数日断食を、きちんと理解している人の指導のもと、するという事は良いことなんじゃないかなという風に感じています。とありました。

お腹が空くとはどういうことか。

私は断食をした事はないのですが、以前、駅伝大会の途中から台風がひどくなり風で飛ばされる危険があるからとテントも片付けられてしまい、メンバー全員みんなびしょ濡れで疲労と空腹と寒さで遭難したような状態になった事がありました。

その時にメンバーのひとりが持参したチョコレートを配ってくれて、スーパーに売っている大袋の普通のチョコレートでしたが今まで食べた物の中でNo.1だったかもしれない。

すごく満たされた気がしました。​​​​​​​これは空腹感というより血糖や体温などの問題だったのかもしれませんが、本当に美味しかったです。

 あとひとつ。夫が若い頃、食中毒で入院した時、1週間ぶりの食事で出された薄いお粥が物凄く美味しかったそうです。

点滴をしていたから空腹というわけではないけど食べ物を口に入れた時、お粥や茹でた人参の味が、深くわかるような。

感覚が研ぎ澄まされているというか、とにかく美味しくて心が満たされるのを感じたと言ってました。

どちらの話も極端な例ですが…

今は、いつでもどこでも食べ物が手に入る時代で、そんな中、自分も含め多くの人が身体的な空腹感と感情的な空腹感を勘違いしているかと思います。

体が本当に求めている空腹感は、食べることで満たされ、本当にお腹が空いた時に食べるものは体に栄養を与えますし、また心も満たされるように思います。

しかしストレスなどからくる感情的な空腹感は、食べても心が満たされるわけではなくて、消化に負担をかけるように思います。

食べなくても、休むこと、温かいお茶をゆっくり飲んだり、散歩したりする事など、人それぞれだと思いますが心に喜びをもたらすことが必要なのかもしれないですね。

空腹感を疑う。

​​次に食べ物のことを考えたり、空腹を感じたら体が欲しているからなのか

​​​退屈やイライラや寂しさをを感じているからなのか、​​​​​必要としているのは食べ物かそれとも何か他のものか、立ち止まって、感じてみようと思います。

ファスティングにも興味がわきました。

回答
人類は歴史上、飢餓に苦しんできた期間がながいため、ある程度 飢餓には強い体の構造になっているようです、それにたいし、必要以上の糖や脂質に対しての耐性がすくなく、慢性炎症を引き起こし、生活習慣病につながっていく傾向があるようです。

さらに、カップラーメンなどは、いま美味しくはなっておりますが、美味しさのもとは化学調味料であり、消化に非常にエネルギーをつかうため、逆に体力を奪われるだけでなく、炎症を引き起こし、老化を促進させてしまうことが明らかなので、僕自身たべても年に1回か2回にとどめております。

いま僕たちの身の回りにある食材は昔からあるものではなく、カップラーメンにしても1958年にできたばかりなので60年ぐらい、つまり一世代ぐらいしか経過していないので、身の回りにある食材は、自分の体にとって 当然のものではなく、本当はどんな食事をしたいのと体にすこしずつきいてあげたいです。いつもありがとうございます。

相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘

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