スタッフと院長のやりとり備忘録 認知症

スタッフと院長のやりとり備忘録 - 人生の真価は、人生で得たものを、失った時にあらわになる –

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<スタッフと院長のやりとり備忘録>

♪ポッドキャスト 診察室 延長戦 -相武台脳神経外科 – 日本が、人類を救う? 江崎禎英さん 第6回
スタッフ
「日本が、人類を救う?江崎禎英氏第6回」の感想です。

認知症を進行させるのは、高齢を理由に自分で生きる為に当たり前になされていた生活を取り上げることと、ストレスだとありました。

ふとADAS検査をしていて思うのは、歳をとるということは、緩やかにでも体の様々な機能が低下していくことなので、よく見えていた目が悪くなったり、耳が聞こえにくくなったり、それまで出来ていたことがひとつひとつ出来なくなることなのだと思います。

それだけでも、人はかなりのストレスを感じるのではないでしょうか。そのために他人とのコミュニケーションを諦めてしまった方も、多いと検査をしていて感じます。

今まだ出来る機能に目を向け、衰えたところは補助用品や周囲の人の助けを借りながら、生活をする

。緩やかに老いていける社会になって欲しいと思っています。せっかく家族と同居をしていても、何もせずにぼぉっとテレビを見る生活は危険だと感じます。

認知機能が低下した家族に𠮟りつけるようなご家族も時々見受けますが、周囲の声掛けの仕方一つでご高齢の方も心が穏やかに人の尊厳を失わずに過ごせるのではないかと感じています。

私は両親と離れて暮らしていますが、自分のことは自分たちで何とかしなくてはならない状況が、今は病の速度を緩やかにしてくれているような気がします。

もちろん、それにも限界がくるのできちんと時期を見極めることは大切だと思っていますが。いつも電話で楽しく会話出来る事が今はとても嬉しいです。

回答
わかいころに、表面的なことばかりおいかけていくと、自分の能力が低下してきたときに無力感を感じてしまいますが、わかいことから本質的なことに目をむけて大切なことを大切にしていくと体の能力がおちてきてもその人の輝きはましてくるとおもいます。

その意味で 今の時代はごまかしがきかない時代になってきています。いつもありがとうございます。

相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘

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