こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は平成27年12月2日の水曜日です。
昨日団塊の世代の方々が、仕事をお辞めになるときに、楽しみを見つけていくということをされると、ご自身にとっても世の中にとっても、非常にいい影響が出てくるということをお話しさせていただきましたけれども、僕自身の体験として、あるいは情報を本を読んだりして思うことなんですが、小学校、中学校時代に、自分自身は気持ちとして医者になろうと思ってたのかもしれないですけど、やはり本心としては、そんなに勉強したくなくて、もっと好きなことをやりたかったなというのは多分本心にあったんだと思います。自分を押し殺して毎日やってた、と。
そうすると、本来の自分というのが出せてない状況で、日々普段の生活をしていくと、本来の状況が出てないと感情があまり自分自身に出ないです。
周りの友達も、僕自身にどういう人間かってわかりにくいので、心を開きにくいです。逆をいえば、大学生になって好きなバスケットをやってたりしていると、じょじょに楽しい友達とかができるようになってきたり、あるいは開業してから、つい最近ですけれども、休みのときにサーフィンとかいくと、そこで仕事から離れて素の自分というか、素の感情を出せる自分がいる、と。
そういった自然体の自分に共感される友達というのは必ず出てきますので、抑え込んでいると、例えば自分自身の本心というのがあっても、その本心というのは周りからわかりませんから、それに対して共感してくれる友達というのは、もちろんできません。
だけども、好きなことを見つけていく中で、自分が本当に楽しめるものを見つけて楽しんでいけば、やはりいい友達に巡り会えて、そうすると日々楽しくなり、いろんな人の出会いがあれば、一日一日もいろんな深みも出てきますので、そういった意味で退職されてから好きなことを見つけていかれると、例えばお仕事のときに、今まですごく頑張って自分を押し殺してこられた、そのときにもしかしたら本当の友達というのは少なかったのかもしれないですが、そういった趣味をもたれることによって、いろんな友達が新しくできてきますので、これから友達なんてできないやと思われるかもしれないですけれども、新しく友達ができてくると、本当に一日一日が楽しんで深みのあるものになるので、ぜひ退職に近い方は、どんな楽しみをこれからしていこうかなっていうのを考えながら、楽しく今のお仕事を頑張っていただけたらなと思うんですが、患者さんを見させていただいて一番きついなと思うのは、今まですごく自分を押し殺して頑張ってきたんだから、昼間からお酒ぐらい飲んでもいいじゃないかっていうふうに言われる方もいるんですが、それでお酒に走ってしまうと、現実的には周りに迷惑を掛けてしまうし、自分も本当は楽しくないので、どんどん一人のお酒になってしまって寂しくなっていきますので、方向性としてはやはり一人になっていくという道よりも、自分自身の本来の本当に好きなものを出して、それに共感してくれる人を引き寄せて、それで楽しく一日一日人生を送っていくということの方が、僕らの立場からすると、周りにすごくいい影響を与えますので、ぜひそういうことをしていただいて、後輩の僕たちにいろんな教えをいただきたいなと、教えるという気持ちがなくても、楽しんでいただけるだけで、今までの経験がいろいろそこに反映されていきますので、それを僕たちが見てすごく勉強になりますので、もし退職に近い方というのは、そういったことを意識されていくといいんじゃないかなと思います。
偉そうに言いましたが、非常にこのことというのは、これから大切になってきてしまいますので、ぜひご理解いただけたらなと思います。今日は以上です。
相武台脳神経外科
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