こんにちは、相武台の脳神経外科の加藤貴弘です。
今日は平成28年1月22日の金曜日です。
いろんなニュースを見ていく中で、僕自身はその人との関わり合いというのをいろいろ考えるのですが、その人たちを応援するというのはどういうことなのかなと特に考えることがあります。スポーツ選手にしても、スポーツ選手が好きだった場合、応援していてもっとやって欲しいなというところがあるのですが、本当にそのスポーツ選手がもっとやるということが、スポーツ選手の幸せに結びつくか、本当にそうなのかなと考えさせられます。
例えばアイドルとかであっても、自分自身はアイドルにファンタジーというか夢を感じて応援していますから、もちろん活動して欲しいというようなことはあるんですが、それが本当にアイドルの人たちの幸せにつながっていくのかどうなのかということを考えた時に、ファンの気持ちというのはどうなのかなということを考えることはあります。
これは僕自身の仕事の面においても、例えばスタッフが職場から離れたい、退職したいということを言われた時に、僕自身はショックだし、何か職場で嫌なことがあったのかなとか、もっとこの人が働きやすい職場にするにはどうしたらいいのかなとか、何か落ち度がなかったのかなとかいうことを考えてしまったり、あるいはどうしても辞めないで欲しいみたいな態度をしてしまったりすることがあるんです。が、例えばクリニックを辞めないということがその人の人生にとっていいことなのかどうなのかというと、やはりその人にとって一番いいことというのは、その人が選択するということはいいことなので、その人が辞めるという選択をしたにもかかわらず、僕が無理やり引きとどめるというのは、そのひとの人生ではないわけであって。やはり人それぞれですから、人生いろんな方向性があるわけで、一生結婚したにしても他人どうしであれば一生自分自身と同じ方向で向いていくとは限らない、そういうことは有り得ないわけで、くっついたり離れたりしながらやっていくということが自然な姿なんじゃないかなと思います。
本当にその人のことを思うのであれば、その人の人生というのはその人が選択した人生が一番。やはり大切な人生ですので、その人のことを本当に思うのであれば、一つの気持ちを持つということが、ある気持ちを持つということが、最近僕はインターネットを見ていて白石達也さんというインターネットで情報発信されている方なんですけども、その人の言葉で凄く印象的だったのが、自分の相手に対して一番最後にしてあげられることというのは、その人ときれいに別れてあげるということが、一番その人にとって最後にしてあげられる思いやりなんじゃないかなということを、白石さんという方はおっしゃられたのです。やはり本当に自分自身が選択した人生が一番いいのであれば、やはり別れる必要が迫られた時は、本当にその人のことを思っているのであれば、きれいに思いやりをもって別れてあげるというのが一番大切なことなんじゃないかなということを僕自身は感じてます。
それはテレビのブラウン管上の先の人だとしても相手は生身の人間ですから、スポーツ選手にしても芸能人にしても自分のおもちゃにしてはいけないなというのは、人間として感じるようなニュースがある今日この頃でした。
別れるということは大変つらいですが、やはりその人のことを本当に思うということは、きれいに別れてあげるというのが本当の意味でその人にとって一番の思いやりなんじゃないかなというのを、その白石達也さんから勉強しました。
今日は以上です。
相武台脳神経外科
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