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できないことを周りに伝える練習を少しずつする。

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こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は平成28年3月25日の金曜日です。
患者さんを診させていただいて、ご高齢の方と話しててよく思うんですけれども、最近すごく忙しくされてて仕事をいっぱいされてるご高齢の方が多いなという印象をすごく受けます。
逆をいえば、元気で若々しい方が多いんですけれども、そういった方とお話してると、すごく疲弊していて疲れていることもあるので、でもやっぱり仕事頼まれたら断れないし、相手が困ってたら助けてあげようかなと思っちゃうし、ということをお話伺いますけれども、やはりご自身はご自身の人生ですので、まずはしっかりご自身の体の管理とご自身の限界というのを知っておくということが、年齢経てば経つほど非常に大切になってきます。
なぜなら、体力はどんなに頑張って落ちることは落ちるので、体力自体は20年、30年前とはやはり落ちてますので、その体力の中でどうやって楽しい毎日を過ごしていこうかなっていうふうに考えていくのが、年齢が経っても楽しくやっていく秘訣だと思うんですけれども、ひとつ障害になってるのは昔から知ってる子供さんとかお孫さんとかは、昔のイメージのままで接してきますから、忙しかったらお母さん弁当作ってよとか言われると、70代、80代になっても、朝起きて弁当作っちゃうという方がいたり、お子さんとかの世話をしたりということ。
そういうご家族が多くて賑やかなご家庭であればあるほど、楽しくやっていく秘訣としては、やはり冷たいようですが、できるできないということを、しっかり周りに伝えていくということ。自分ができることとできないことを冷静にしっかり伝えていくということが、逆をいえば周りに対しての思いやりになるわけで、目の前に頼まれたことを全部こなすということは、相手に対しての思いやりとはならないことも多いです。なぜなら、そういうことをずっと繰り返していく中で、結局疲弊して病気になっちゃって周りに迷惑をかけちゃうということも、よくあるパターンですから。
できるできないということを、私は昔の私じゃないのよということを、少しずつ周りにアピールしていく。それは急にやる必要はないんですけれども、私今そこまでできないということを少しずつ言う練習をしていく。今まで頼まれたことを全部してたので、なかなかそういうふうに断っていく習慣って大変なことだと思うんですけれども、ちょっとしたことから、ちょっと私できないっていうことを勇気をもってアピールしていく練習をすることが、年齢経ってご自身のペースでご自身で主体的に生きていくという、ひとつのハードルになってるのかなと、そういった方たちとお話させていただいて思いました。
ハードルを大きくしてしまうと大変なんですが、ちょっとしたことを断る練習、自分をアピールしていく練習を少しずつ重ねることによってできてくるのかなと思います。今日は年齢経てば経つほど、自分のできることとできないことを周りにアピールしていくということで、自分の主体的な時間を人生を手に入れていきましょうというお話をさせていただきました。今日は以上です。

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