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医者と患者さんの話が噛み合わない理由

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こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。
今日は平成28年の5月17日火曜日です。
患者さん見さしていただいて、医者側がここ治した方がいいですよって思う事と、患者さんこうしてほしいですよっていうこと、結構差があります。いろんな意味で差があるんですけども、患者さんからしてみると、今この場の症状やつらいことをなんとかしてほしいですし、医者側からすると大きなものがあるかとか全体的な命の関わるものがあるとか、病気っていうことがないかどうか、あるいは僕の立場からすると、命のエネルギーというか人間としての生命エネルギーが活性化していくために、どういう行動や生活習慣の変化、変えるために行動が必要なのかっていうことが視点になってるので、患者さんの目と医者の目っていうのは、結構見てるとこが違うところがあるので、いろいろ話してる中で、話が食い違うっていう場面が時々あると思います。
だけども、どちらも基本的には重要ですし、大切にしていかなきゃいけないと思うんですけども、イメージとして、どういうイメージを持たれたらいいのかなっていうことを考えたときに、太平洋、大きな海を中くらいの船で航行していると、台風がきて、すごい荒波に揉まれて、今でも転覆しそうだけども、進んで行かなきゃいけない。自分自身の方向性としては、日本からアメリカの方に船で向かって行くんであれば、いろんな方位磁針や地図、海図を利用しながら、遠い目線で目的地を向かうために舵取りを行っていくことは重要なんですけども、現時点で台風や大きな風がきてるので、目の前の波がやってきたときに、それに飲まれて転覆してしまったら、その航海は終わりですから、目の前の波が迫って来た時に、その波に転覆しないように船の角度をつけたり、船の体制を整えたり、毎回、毎回、しなきゃいけない、それどちらも重要、目的地に方向性を向かって行くっていうことも重要ですし、目の前の波にこけないように、転覆しないようにしていくっていうことも重要なので、これは体の不調を捉える上ですごいいい例えになるのかなと思ったんですけども、荒波の航海を意識していただいて、目の前の波を乗り越えるっていうこと、必死になるのも重要ですけども、最終的な目的地っていうのも、ご本人自体は船の船長ですから、しっかり心に据えて、診察室にきてお話一緒にできると、いい方向性で今の荒波、嵐の状態を抜けることができるのかなと思いますので、一緒にそういった嵐の海を抜けていけるようなことはできてくればなと思いました。今日は症状は大変できつい患者さんが、大きな海の中の荒波を航海しているっていうのを想像すると、状況がイメージしやすいですよっていうお話をさせていただきました。
今日は以上です。

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