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歩き方次第で健康づくり自由自在

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こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は平成29年2月19日の日曜日です。
今年は関東地方は雪も少なくて、少し暖かく日も早めに来て春一番も早めに吹いて、まだ2月なんですけれども、寒さも和らいで来る日が多くなってきました。
そうなってくると、ちょっと外を歩いてみようかなとか、体を動かしてみようかなというふうに感じられる方もいるんじゃないかなと思います。
歩く、ウォーキングということは、よく巷で健康にいいと言われてるんですが、体にとってのアプローチの仕方として、当院が常々お伝えさせていただいてるのは、絶えず善悪論で考えるのではなくて、何に対していいのか、やることが目的にならずに、やることが何に対しての手段として使えるのかということを冷静に考えていくと、体に対してのアプローチとしては、すごくいいんじゃないかなというふうに感じています。
例えばウォーキングがいいと言われたとしても、真夏の暑い日に水も飲まずにハアハア言いながら、炎天下の中汗だくになって2時間も3時間も歩くというのは、それは体にとって悪いわけで。
じゃあ、何がいいのかっていうことなんですけれども、体にとっていい状態というのは、ウォーキングし終えたあと気持ちいいなと思えるぐらいが、ご自身の体の健康にとっていい状態なので、それぐらいを目安にしていただけたらなと思います。
さらに、ステップを上げてウォーキングということを手段として捉えると、何に対していいのかということですけれども、体力作りとか体を強くしていく筋力作りにいいと僕自身が思ってるのは、通常の心拍数よりもちょっと心拍数が10パーセントから20パーセント上がるぐらいのスピードで、少し早めで歩いていくというのが体力作りにはいいと思います、疲れない程度で。
あと、当院でお伝えさせていただいてる、機械であれば油をさすとか体であれば肉体を緩めるとか、自律神経であれば体を緩めていくということに関しては、ご自身が感じるよりもゆっくりめの歩行で歩いてみると自律神経に対してのいいアプローチ方法に、手段としてウォーキングが使えると僕自身は感じています。
診察室で常々言ってるんですけれども、体力作り、健康作りは二本柱で考えてくださいということを言ってます。
ひとつは、筋力とか体力をつけるようなひとつの柱、筋トレとか早めのウォーキングとかっていうことになってくると思うんですけど、もうひとつは機械に油をさしていくような緩めていくという柱、これがヨガとか太極拳とか、当院でやってる指揉みとか、自律神経を緩めていくという柱。
この二本柱で体を作っていくということを、心がけていくといいのではないかというふうに、診察室ではお話させていただいてるんですが、自律神経に対してのアプローチというのは抜けてることが多いので、特にその柱に関してよくお話させていただいてます。
ウォーキングに関しても、少し早めということは巷でよく言われるんですけれども、もうひとつの目的の手段としてはゆっくり歩くということも試されてみてはいかがでしょうか。
周りの方の歩いているスピードを気にせずに、周りの人に抜かされながらも、ご自身の中でゆっくり歩いてみるということをやってみると、意外に全身の体の感覚が感じられて気持ちいいなというふうに感じます。
長い距離を歩いても、疲れないで気持ちいいなと感じることがありますので、ゆっくり歩くというのは、ひとつおすすめではあります。今日は以上です。

相武台脳神経外科
頭痛、耳鳴り、めまい、相模大野、海老名、座間

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