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サーフィンが上手な人と僕の大いなる壁

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こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は平成29年8月19日の土曜日です。
僕自身自分の体調管理やバランス維持のために、サーフィンを始めて大体2年半ぐらいなんですが、場所的には海からちょっと遠い地点で、なかなか週に1回、2回行けるかどうかってところではありつつ、なんとか上手になりたいなと思って、上手になればいろんな楽しみもあるので、こつこつやってはいるんですけれども、特に今ここにきて自分の上達の壁になっているなっていうふうに感じるのは、波に乗ることはできるんですが、結局自分が思うように動くことができないのは、そこに初心者と中級者の差が出てくるのかなというのはあるんですけれども、その差っていうのは、何がその壁を作っているのかっていうのは、僕自身だんだん見えてきたんですけれども、見えてきつつ、やっぱり実現しにくい部分もあるんですが、それを感じたのは、波に乗ることなんですけれども、波に乗って波を実際感じられてるかっていうか、見れてるかわかってるかどうかっていうところはすごく大きくて、それが波に自由自在に乗れるか、それとも波に流されるがままになるかの違いになってくると思います。
波が見えてるかどうか。本当に見て分かっているかどうか。見るというのはどういうことかというと、波の形を見て次はこういうふうな状況になるからこういうバランスでいこうとか、こういう動きができるなとか、先々のことが予想できる。
波を見てないと、波の方向性にされるがままというか、されるときに自分のバランスを合わす、されるときに自分のバランスを合わす、後手後手の状態になってくる。
先々予見して自分の主体的な行動を起こすかどうかっていうのは、相手が見れてるかどうかっていうところにすごくポイントがあると思います。実際生活していく中でも、主体的に生きているのか生きてないのかっていう部分では、思考回路が問題解決型、何か自分自身の行動の中に問題が起こったときに、そのひとつひとつを解決していくか、あるいはプロアクティブという言葉もありますけれども、問題予想型、予見して先々に手を打っておくと、きたな、これきたなっていうふうに先々に手を打っておくかで、主体的に生きるか、それとも問題が起こって流されるがままに生きてるかというのは、大きな違いがあると思います。
ほとんどの方は無意識のうちに、日々の忙しい生活に晒されている中で、ほとんどの行動において問題解決型の思考回路になっちゃっているような気がします、僕自身も含めて。それで、結局自分の思うような時間が過ごせないし人生が過ごせていけない、何か起こったらそれに対して対応する、何か起こったら対応するっていうふうな忙しい人生になっちゃう。
そのひとつの顕著な例が50、60歳以降、今2人の1人が癌になる時代だと言われています。認知症の方も多くて、脳梗塞、心筋梗塞、脳卒中も含めると、ほとんどの方がなんらかの大きい病気と関わらざるを得ない時代になっているのかなというのはあるんですが、50歳以上の方、気持ちとしては脳梗塞、心筋梗塞、癌、認知症っていう病気になりたくないなっていう気持ちはもってると思うんですが、そこで診察室で質問をひとつします。
50、60、70、80、90歳で、これから病気にならない目処というのはありますか?というふうなことを質問します。目処っていうのは、ある程度これから起きることを予見して、それに対応できていると目処がある、確信があるというふうに思える。
例えば、食事を気をつけて運動もやって生活習慣を整えて健康診断も受けてっていうようなことを挙げますけど、じゃあそれで絶対病気にならない、安心ですか?っていうふうなことを聞くと、やっぱり口では言いますけれども安心できてない、安心できてないということは問題を予見して自分でこういう問題がくる、対応しようという確信をもててないということになってきます。
僕自身の例でいうと、例えば高校の入学試験とか大学の入学試験、あるいは定期試験とか勉強で医師の国家試験もそうですけれども、この問題集とこの問題集とこの問題集をやって、これをおさえておけば合格するという目処を、ある程度もってました。
これだけやったから多分受かるだろうというふうなことをもって受験に臨めば大抵受かるし、行き当たりばったりにがむしゃらで勉強して試験を受けても基本的には受からないです。
やっぱり何か行動を起こす前に、自分がこれをやっていれば行動は達成できるっていう確信がある程度あったときの成功率っていうのは高い。
それを考えると、これから病気にならない目処はありますか?っていう質問をして、ほとんどの方はそういう確信をもててないということは、ほとんどの可能性で病気になる現実があるということです。
じゃあ、どういうふうなことを意識すれば病気にならないのかなっていうことを抑えていく必要があると思うんですけれども、何と何と何をやれば、これから一番なりたくない脳梗塞、心筋梗塞、癌、認知症を避けて寿命長く楽しく充実した人生を送っていけるのかなっていうのがあるんですけれども、目処っていうのをこれから、来週もし機会があれば、お伝えしていきたいなと思います。
今日は、思考回路が問題解決型の思考回路と問題予見型の思考回路だと、自分が達成したい未来に対しての成功の可能性が格段に変わってきますよ、という話をさせていただきました。今日は以上です。

相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、町田、相模大野

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