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脳卒中、がん、認知症を避ける確実な方法

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こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は平成29年8月21日の月曜日です。
先日、19日の土曜日に僕がサーフィンのビギナーで、中級者の人とどういう壁があるのかなっていうのを考えていくうちに、問題を発見して対応していく行動のパターンと、あるいは問題を予見して動いていく行動のパターンと大きな違いがある。
というのは、サーフィンでいえば波を見て次はどんな波が来るのかというのを、自分で予見して自分の行動を起こしていくのか、それとも波に乗ったら押されるがままにバランスを崩れたら直す、崩れたら直すっていうふうな乗り方をしていくのかが、ビギナーと中級者との大きな壁、しっかり状況や波を見て次の状況を予見するというのが大きなことだとお話ししました。
何か手探りというか未来のことをやっていく上で、目処というのはすごい大事だということをお話しさせていただきました。例えば定期試験があるときに、この問題集とこのノートとこのノートをしっかり勉強すれば合格点は取れるだろう、という目処があって試験に望めば大体受かりますけども、めくらめっぽうに範囲のことを勉強して受かるかな、どうかなと不安になりながらテストを受けるときっていうのは、なかなか合格点が取れることが少なかったりすることがあります。
目処というのは大事だということなんですが、人生後半戦40歳以降になってきて一番気になるのは、いろいろ体に不具合がでてくるので、今後、癌、脳梗塞、心筋梗塞、認知症にならないかなとか、そういう病気になることに対しての不安というのは少なからずあると思うんですが、それに対して、病気にならずに健康寿命を最後まで全うして元気に人生を楽しく終えていく目処というのがもしあれば、そういった人生を獲得することができると思うし、そういった目処がなければ今の状況ですでに2人に1人が癌になるといわれている時代で、脳卒中とか心筋梗塞や認知症も含めると、ほとんどの方がどれかに関わってしまうというイメージでいるのかなと思うんですが、じゃあ目処というのは何かというと、僕自身開業させていただいて6年になりますけども、6年ですごく思うのは、やっぱり毎回言ってますけれども、朝起きて頭痛いけど仕事行こう、腰痛いけど行かなきゃいけない、寝不足だけど行かなきゃいけないっていう毎日を何十年と繰り返してると、ご自身の頭で体の状況がわからなくなってきてるという方が客観的に見ても多いので、不安になって検査検査っていろいろ採血したり、人間ドッグ行ったり脳ドッグ行ったりで検査しなきゃ不安だっていうふうになっちゃうんですが、少なくとも最低限生き物として、自分の体の調子がいいかどうかっていうことが分かるということが大きなことだと思います。
ちゃんとご自身の体の状態がわかるようになって、その体の状態以上のことを、やっぱり50歳以降になってくるとなるべくしないようにすれば基本的には病気になる可能性は少ないし、人間生活をしているので、そういった自分自身の状態よりも頑張らなきゃいけないときはあるわけで、夕方に「今日やりすぎなかったかな?」というのをもう1回ちゃんと反省していくということはすごい大事です。
ずっと積極的に頭痛いから仕事頑張ろうといって無視してきたものを、急に体の調子がわかるようになろうと心で思ってもわかるようにならないので、わかるようになるにはコツコツもう一度今までほとんど向き合ってこなかった、体と向き合う時間というのを1日のうちで5分でも10分でもとっていくということが、すごく大事だと。生きていく中で根本的なことなので、最低限それだけでも
多くの病気が予防できるのかなというふうに僕自身は思います。
それは、診察室に来られてる方には、朝起きられて頭痛いけど仕事行こうっていう思考をしてたのを、朝起きられてちょっとの時間でもいいですから、いつもありがとね、今日調子どう?というふうに体の状態をチェックする時間、目を閉じてゆっくり体のひとつひとつ、間接とか筋肉を動かしながら感じていく時間、太極拳でもヨガでもなんでもいいんですけれども、そういった時間をとる。
1日のアクティビティが終わったあとに、夕方寝る前にもう1回目を閉じて、体と向き合って「今日やりすぎなかったかな?ごねんね」って。ちょっとやりすぎたら、明日は少し休もうかなというふうな反省する時間。向き合う時間を2つとるだけで、いろんな病気は予防できるんじゃないかっていうふうに僕自身は思いますし、少なくとも生き物として最低限それすらわかってなくて、本当に自分の体で生きてるのに自分の体の状態がまるっきりわからずに生きちゃってる人というのが、唐突に頭が痛くなったら「なんで痛くなったのかな?」とか、耳鳴りがして「なんで耳鳴りがしてきたのかな?」って体のことが全然わかってないので、すごく急に体から信号が出されると不安になってしまうということになってしまうので、そういった2つの行動を続けて向き合っていくということを診察室では、すごく大事ですよということをお伝えしています。
これは地味ですけど、なかなか伝わりにくいんですが、本当に重要なことだと思うし、この重要性が本当にわかれば、すごくいい健康状態で病気がない老後を送れるんじゃないかなっていうふうに僕自身は感じましたので、今日はシェアさせていただきました。今日は以上です。

相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、相模原、海老名、町田

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