こんにちは。相武台脳神経科外科の加藤貴弘です。もし、皆さんの中で、夜に赤ちゃんが夜泣きで困って、体力を消耗して大変困っているお母さんがいて。その夜泣きが改善する事が出来たら、素晴らしいと思いませんか。
こんにちは。相武台脳神経科外科の加藤貴弘です。今日は、平成２９年の１１月１０日の金曜日です。昨日、夜泣きの赤ちゃんに対して、朝日を浴びて、光を浴びるという話をさせえて頂きましたけれど。やはり人間というのは、基本的には自然のリズムに従って生きていく。それに沿って生きて行けば、ある程度、色々な不具合というのは上手く治っていくものだと思いますし。
逆に、これだけこう、化学が発達して、自然とコンクリートの部屋で過ごして、自然と離れた状態で生活していると。そういった自然のリズムから、離れてしまっている生活というのが、色々な身体の不調を引き起こしてくるのかなという風に感じます。で、それが、僕らが使っている、人の体を治すとか。医学にとって、意外に根本的な所というか、根元の所というと、盲点になっている事があるので。
というのも、基本、日の光を赤ちゃんに当てるというのをお話しさせて頂きましたけれども。単純にそんな事でも、例えば、生まれたばかりの赤ちゃんというのは、赤血球というのを、身体が急に対処しなければいけなくなるので。赤血球の残りカスというのが、身体中を浮遊するようになります。
それで、なかなか対処出来ないと、新生児、黄疸となって、これが続くと色々な臓器に影響が及ぼす事があって。昔はそれが、なかなか治療できない時代もあったのですけれど。ある看護婦さんが、その新生児黄疸の赤ちゃんを、病棟の外に連れ出して光にあてた時に、他のスタッフは、何てことをするのという様な目で見ていたみたいなのですが。
その光に当てた赤ちゃんは、凄く新生児黄疸がみるみると治っていった現実があって。そして、どういう事なのかなという風にメカニズムを調べて、やっとその新生児黄疸の治療に、光治療という事が取り入れられたのが、つい最近の、つい最近といっても、戦後の１９５８年の事なんですけれども。
本当に行き詰まった時に、どういう状態が赤ちゃんにとって自然な状態なのかなというのを、単純に立ち返るだけで、意外に解決するという事は、良くあると思います。そしてそこの看護婦さんが、外に赤ちゃんを連れだして、光に当てた時。その時代の赤ちゃんがいる様な病棟というのは、何か薄暗くて、光があまりないような病棟だったという事だったのですけれども。
やはりその人間というのは、朝に太陽を浴びて、夜は暗くなって眠るというリズムを、繰り返しながら生活していますし。自然の恵というか、特に太陽の光を教授しながら生きていくという事が、原点にありますので。そこに立ち返る事で、一つの問題解決をした良い事例かなという風に思います。
夜泣きを良くするもう一つの事として、僕自身、最近思うのは、協同病院で脳外科医をさせて頂いて、特に思うのは。赤ちゃんの頭蓋骨というのは、本当にぺらぺらで薄いものであって。特に１歳以下であれば、頭蓋骨が完全についていない状況ですので、皮膚の下に直接骨が無い所があって、直接脳が皮膚の下にあるような状況な所もあります。
なので、外界の色々な熱とか、特にその目に見えない物であっても、やはり色々な影響、電磁波なり放射線なり、色々な影響を受けやすいのかなというのは、実感としてあるのですけれど。なので、やはりその新生児の段階で、飛行機に乗って気圧の変動なり、いっぱい放射線とかを浴びるというのは、ちょっとやはり僕の中では、赤ちゃんの飛行機移動というのは、ちょっと厳しいですし。
そういった事を考えていくと、駅のプラットホームとかで、時々ちょっと目にするのですけれども、胸に赤ちゃんを抱っこして、お母さんが右手で携帯電話を触って、メールをやっているという仕草を良くするのですが。この仕草の時に、見てみると。携帯電話はお母さん、見ながらメールを打っているのですけれど、赤ちゃんはお母さんの胸の前にいると。
そうすると、携帯電話の真横に赤ちゃんの頭が真横にある状態になるのですが。これが一日のうちに、こう何時間も続くと、脳が過敏な状態になって。夜に横になって寝ようとしても、そわそわそわそわして、何かちょっと落ち着かなくて。
抱っこしていない状況であれば、泣いてしまうという様な状況になっていくのではないかなという風に、個人的な実感としてはありますし。そういう風に考えても、不自然ではないかなと思いますので。
もし、何かそういった夜泣きで、行き詰まっている方がいるのであれば、まずはそういった事を。赤ちゃんの横でもし携帯電話をされているのであれば、そういった事を減らしていくだけでも、何かの打開になるのでは無いかなと思いましたので、今日はそれをシェアさせて頂きました。今日は、以上です。
相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘