こんにちは。相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は、診察中に、お仕事中にどうしても帽子を被ったり。ヘッドライトをつけなければいけないという方がいて。その度に、偏頭痛を起こしてしまうのですけれども。片頭痛を起こさないような帽子やヘッドライトというのは、何かありますかという話を伺ったのですけれども。そのことに関して、ちょっとお話をさせて頂きたいなと思います。
結論から言いますと、戦うべき相手や憎むべき相手を間違ってしまうと、自分自身がどんどん追い込まれていきますし。問題がまるで解決されませんよという話を、ちょっとさせて頂きたいなと思います。
偏頭痛の方で、生理の度に、偏頭痛が起きる方だとか。気圧の変動、低気圧になる度、台風が来る度に偏頭痛を起こす方がいらっしゃいます。また、その首の骨が曲がっている方。変形性頚椎症の方は、とてもその枕の高さに、すごくどんどんどんどんと神経質になっていってしまう方もいらっしゃいます。
ただ、その寝ている時というのは、寝返りなどで、良く身体が動くものですし。ましてや、その気圧の変動や生理というのは、ご自身ではどうしてもそのコントロールはできないものですから。
そっちの方を、どうコントロールしよう。コントロールしようという風に、神経質になっていくと、どんどんとその気持ちが追い込まれていって。病状がその間に、どんどんと進んでいってしまうということになってしまうのですが。
気持ちを変えて、例えば、そのどんな枕でも、良い睡眠がとれるような身体を作っていこうとか。あるいは、その生理が起きても。あるいは、その気圧の変動があっても、偏頭痛は起きない。どんな帽子を被っても、ヘッドライトを被っても、偏頭痛が起きないような身体になって行こうという気持ちが、もしあればですね。
実をいうと、偏頭痛が治るだけではなくて。すごく身体のパフォーマンスが、上がってくるようになります。それが、本当言うと、身体からの偏頭痛を通してのメッセージでもありますし。
そういった方向性に、ご自身が問題をシフトしていく。憎んでいた相手を、シフトしていくことによって、かなりこう見えてくる視界が変わりますよということを、今回は、お伝えさせて頂きたいなと思いました。以上、よろしくお願いいたします。
相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘