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本音を「まるはだか」にする簡単な方法(頭痛 めまい 耳鳴り 原因 二子玉川 町田 相模大野 厚木)

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 こんにちは。相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は平成21年の6月1日の月曜日です。当院の診察室では、一番主にほとんどの場合は、目的となってるのは、脳梗塞とか心筋梗塞。癌や認知症などの生活習慣病の予防ということが目的になっています。生活習慣病の予防となると、患者さんにお話しをさせていただく内容としては、生活習慣の変化になります。

 でも、あれもこれも急に生活習慣を変えるというのは、非常に大変です。そもそも習慣を変えるというのは、非常に大変なことなので。ちょっとひとつのことを、まずは生活の中に、5分・10分と意識をして、力を抜く。身体を感じる時間を作っていきましょうというのを、始めるということは、大体のパターンになっていますけれども。そういうことを1回最初に、初診できていただいた。

 最初、初診で来られた時には、症状がすごいきつくてやらなければなと思って、帰られるのですけれども。2、3日経って症状が治まってくると、良くなったかなと思って、すっかりその生活習慣の変えなければいけないということを忘れてしまって。この2週間できましたかと聞くと、ちょっと少しできませんでした。大切なことだとは思っているのですけれどね。ちょっと忙しくて色々とあってとおっしゃいます。

 基本的に、1日24時間中で5分間、時間をとるということに関しては、どんなに忙しい方であっても、可能だと思います。それは、可能か可能ではないのかというのは、それがどれだけ大切か。大切ではないのかということを、ご自身の心の中で見れるかどうかだと思うのですけれども。

 僕自身が、何でそれが大切かというのは、色々な患者さんをその横断的に見させていただいて、この人がこの方が、この5年10年先に、どういった身体の変化を遂げていくのかというのは、ある程度、予想がつくわけであって。このままいくと、やはりその大きな病気になる可能性が高いというのが分かるので。そういった意味では、非常に僕自身は危機感をもって話しをさせていただいているのですが。通常であれば、そういった落とし穴というのは、分からないので。その重要性というのは、重要度というのはわかりません。

 ご自身では、重要性、重要だと認識されたとしても、結果として認識できていないわけです。例えば、その重要度というのが認識できていれば、1日5分の中で、組み込めるはずなので。そこのところをまず、ご自身でご理解いただけるかということが重要かなとは思います。

 以前に、ロシアの国際情勢のアナリストの北野さん。北野義則さんという方に、お話を伺った時に、色々な国の本音というのはよくわからない。みんな建前で、色々と外交をやっているので、その本音というのは、本心というのはよくわからないけれども。実際のその国の行動を見てみると、実際の行動を分析してみると、その本音があぶり出てくるというお話を受けたことがあるのですけれども。僕ら一人ひとり、あるいは相手の人に対しても、そういう法則というのは成り立つと思うのですけれどが。

 例えば、友だちの本音かどうか。家族の本音というのは、一部分ではわからない部分があるのですけれども。その人の行動を見れば、わかることがあります。また、自分自身も実際、本音はどうなのかというのは、自分でしっかりと把握できていないところがあります。このことを大切だと思っているのだけれども、それは行動できないというのは、本音や自分自身の本心は、実際には、その重要度というのは、あまり重きを置いていないというのは、本心だと思います。その行動として、出来ていないということはですね。

 なので、まず現実として、出来ていないのであれば、自分自身でそれが重要度というのが、本音としては理解できていないということを、まずは現実として踏まえて頂いて。やはり、これだけ医者が言うのだったら、やはり今後とても重要なことなんだろうという風なことを、まずは、一生考えなくても良いのですけれども。一ヶ月くらいは、ちょっと聞いていただいて、行っていただくと。ちょっと身体の変化がありますので。そうすると、重要度の意味というのが、段々とわかってきますから。そこから動き出せば、大体の生活習慣の変化というのは、動き出します。

 最初に行動をする時には、その自分の重要度をシフトしていくということが重要であって。それというのは、なかなか自分が考えられる重要度というのは、シフトしていくことが重要なのですが。なかなか難しいです。実感が伴わないと難しいので、最初の一ヵ月ぐらいは、ちょっとこういうことは言いたくはないのですけれども。僕のことは、一ヵ月は信じていただいて。ある程度、変化がでてきたら、なるほどな。こういうことだったのかというのを、少しずつちょっとわかってきますので。そうすると、実感としても重要。それに対しての重要度も、実感として湧いてくるということが出てくると、習慣として出てくるということがあります。

 習慣を変化させるというのは、自分自身の中の色々な価値観や重要性の順位を変えるということなので、なかなか難しいことではあるのですけれども。やはりその問題点、頭痛なり耳鳴りなり、何か症状としての問題点がご自身の中で発生したのであれば、やはりそのご自身の物事に対しての、何が重要か重要ではないのかというのを、変えていく必要がありますよという、身体からのサインですから。ちょっとそういった意味では、変えていく必要があるのかなと思います。

 その意味では、なかなか最初は実感が湧かないので、一か月ぐらいは無心で、ちょっとやっていただいて。身体の変化を体感していただくということが大切だと、僕自身は考えています。

 生活習慣というのはなかなか、5分間という時間を、ご自身の生活の中に取りこめられないという裏の背景には、ご自身の気持ちの中で、そのことが重要だというのは、本心から理解できていないという部分があるということを、まずは抑えるということが重要です。

 そこの重要性が変わってくると、生活習慣が変わり。生活習慣が変わってくると、体質が変わる。ご自身の周りで変わってくることも変わってくるという風な流れになってきますので。是非、ちょっとそういったことの現実を、まずは認識していただけたらなと思います。今日は、以上です。

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