スタッフと院長のやりとり備忘録 価値観

スタッフと院長のやりとり備忘録 - 東大京大生が宗教にハマる理由 –

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<スタッフと院長のやりとり備忘録>

医療従事者が精神的に整っていないと患者も生きる気力が見えないかと思います。

今が辛いのであれば、何かが間違っていないか。自分に問いながら生きていきたいです。

回答:ありがとうございます。

学生時代 優等生だったひとや、受験で成功したひと、スポーツで成功した人、このような方は意外に人生苦しむことが多いし、変な宗教にのめり込んでしまうことがあります。

その、僕自身が考える理由は、成長過程で、価値観がとてもシンプルだったからです。

スポーツで勝つことが目標、テストの点数をとることが価値観、親や学校の先生に褒められることが価値観。このような価値観は、本当の意味の知性を使わなくていい。

それが、生まれてから おとなになるまで刷り込まれてしまうと、社会に出たときに考えなくても教えてくれる絶対的な価値観を求めてしまう。

そのほうが、楽だから。中国共産党が、中国国民の間で礼賛されることが多いのは、共産党の価値観に依っていると楽だし、大国なので幻覚的な誇らしさに浸ることができる。

しかし、その状態では、本質的に自分自身の輝きを消している、とおもいます。

医療従事者も、マスコミがいうように敵は、新型コロナと考えたほうが、何も考えなくて楽だし、日々ぼろぼろになりながら仕事していると、どこか自分の正当性に浸ることができる。

そして、体でも壊せば、被害者意識を社会に訴える。正当性に無意識のうちにすがってしまっていることがあります。

しかし、その陰で、製薬会社には莫大な資金がながれ、どさくさで、相当な旨味を得ている人たちはいるわけで、身近でも自分の病院は、あたかもコロナで大変そうにしておきながら、コロナ騒動を盾に現場の人事異動をしてスタッフにはつらい思いをさせて経営者は補助金などで、相当な富を得ている、現実はあるとはおもいます。
 
その間違いの発生点に、今までの人生のなかで、価値観を考えてこなかった、みんなの常識がただしい、マスコミが言うことがただしい、偉い人がいうことがただしい、 まさになにも考えない奴隷思考になっていることに端を発します。

おしゃるように、それからの脱却は自分自身に問うことから始まるとおもいます。

「間違っている」という言葉にも、今までも善悪、思考習慣の匂いをかんじるので、なにか根底から思い違いしているのではないかと問えばよいのかもしれません。

人生生きていくうちに、自分自身の汚い面にふれることはあるとおもいますが、価値観をふかめていかないと、そのときに本当に自分を嫌いになってしまったり、家族にしてもいいときとわるいときがあり、価値観が薄っぺらいと、ちょっと家族の嫌な面をみると、途端に前向きに関係をふかめていけなくなる、それは、職場でも友人関係でも同じで、そんな人生振り返ってみると とてもさみしいかもしれません。

僕自身は、一度しかない人生、勇気をもって、どうでもよい価値観を脱ぎ捨て、光の大海原に飛び込んで、自分自身を 輝かしていきたいです。いつもありがとうございます。

相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘

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