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よい脳腫瘍?わるい脳腫瘍?

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こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は平成28年2月22日の月曜日です。
昨日、脳腫瘍に関して良いとか悪いとか、良性悪性があるというお話をさせていただきましたけれども、何が良いとか悪いとかを決めているのか。
人間の脳にとって、一番の構造上の弱点は何かというと、閉鎖空間であるということです。例えば、皮膚にイボみたいなものができてどんどん大きくなったとしても急には命は落としません。
だけども、脳に正常構造じゃないものができて、それがどんどん大きくなっていった場合、明らかに他の細胞組織にも影響を及ぼします。
なぜなら、脳というのはほとんど閉ざされた空間であって、大きくなればなるほど圧力を逃す場所がなくなってきて、他の細胞組織を圧迫して、圧迫するということは圧力があがっていきます。
脳の中の圧力があがってくると、通常の血圧ではなかなか血液が回りにくくなったり、あるいは脳というのは柔らかい組織ですから、圧力があがってくればくるほど外に逃げようとして、脳のお椀の中から出ちゃうと、出る付近には脳幹といって生命を維持する一番根源的な重要な脳の部分があるので、そこを圧迫して命に関わってくるという流れになってきてしまうのですが、要するに脳腫瘍を良いか悪いかというふうに位置付けているときに、基本的には臨床の場合には、良いものというのは増殖、大きくなるスピードが遅いもの。悪いものというのは、どんどん早いもの。増殖するスピードがどんどん大きくならない遅いものであれば、逆をいえば放っといて治療しなくても、別に患者さんには何の影響も与えないので、僕らとしては大きくならないか1日チェックするだけで、いいでしょうというお話をさせていただいてるんですが、どんどん大きくなるものに関しては、やはり何らかの対応が必要になってきます。
じゃあ、脳腫瘍というものができたときに、どうやって気付いて病院に来ることが多いのでしょうか。それはまた明日お話させていただきます。今日は以上です。

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