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抗がん剤が「的はずれ」な理由を紐解く9

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こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は平成29年3月16日の木曜日です。
抗がん剤が体に効きにくい理由というのを少し考えていってますけれども、ひとつは正常細胞と癌細胞が敵と見方というのがわかりにくいというところがあって、苦肉の策というか何とか違いを見つけてそこを叩こうとしてるのが、癌細胞の方が正常細胞よりも増殖が早いので増殖を抑えるような薬を作れば、癌細胞の方が先に死ぬはずだっていう前提のもと作られたのが抗がん剤になっています。
なので、正常細胞の中でも増殖が早い場所というのは、副作用が出やすかったりしますし、ひとつの問題点は抗がん剤を投与しても、癌細胞まで届くのが1パーセント前後と言われていて、デリバリングシステムというか投与してから癌細胞まで到達する量というのが少ない。そのため、どんどん量を増やせばいいじゃないかというふうに思われるかもしれないですけど、どんどん量を増やせば増やすほど正常細胞も抗がん剤にばく露されるわけで、正常細胞はどんどん痛めつけられて致死量に近づいていくと。致死量に近づかないまでも、強い副作用に苦しまざるをえない。人間の生命力はどんどん削ぎ落とされていく。言ってみれば、どっちが先に死ぬか、人間の命が先に死ぬか、癌細胞が死ぬか、我慢比べのように様子を呈しているというふうにお話しさせていただいてます。
なかなか苦しい状況なんですけれども、世界的に有名なネイチャーという科学雑誌があるんですけども、その姉妹雑誌のネイチャーレビューズドラッグディスカバリーという雑誌なんですが、そこの2004年8月に載ったグラフなんですけれども、今発売されている薬の有効率というのをグラフ化したグラフがあって、そのグラフが抗がん剤に関していえば、5パーセントほどしか効かないだろうというグラフをネイチャーの姉妹雑誌が出しています。
言ってみれば、すごい苦しい思いをしても治癒までいくのは、5パーセントだろうということなのでなかなか苦しい状況で、その5パーセントに賭けて治療を行なっているというのが今の現実の医療現場だと思います。今日は以上です。

相武台脳神経外科
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