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軽視すると命取りになる、人間地政学

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こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は平成29年7月31日の月曜日です。
診察室で「なかなか状態が良くなりません」といって、苦しんでいる方がいるんですが、苦しんでるときというのは、何か自分が改善しようと行っていることが、実は全く勘違いだったりする場合と、あとは今までの体に溜め込んでいたゴミというのが大きいので、そういったゴミを取り出す時間というのは、どうしても時間がかかってしまうということ。もうひとつは、そもそも体から苦しいというサインが出てるのに、それに対して何も行動してないという、大きく考えてこの3つのパターンが、あるかなというふうに感じるんですが、それぞれ意外にほとんどの方が落ちてる3つのポイントなんですけど、苦しんでるときに何か勘違いしてるかもしれないということを、自分自身に思ってみるというのは、すごく大事だと思います。
その中で、よくありがちなのは、立場をわきまえてないというパターンが結構あります。患者さんによくお話するんですが、中学生とかの部活動で、例えばサッカー部とかでサッカーのチームで中学一年生の新入生が、その年代で日本代表になるぐらいすごい中学一年生の新入生が入ってきて、中学一年生の時点で、その中学校の三年生で及ぶ人がいないぐらい上手な子が入ってきて、その子がもし新入生で入ってきて、これからサッカーチームとして強くなっていこうというふうに考えていったときに、中学一年生でいきなり自分が一番上手いというふうに分かったとしても、そのチームの中でいきなり中学校上級生の先輩に偉そうな態度をしてしまったり、すごい高圧的に言ったり、このチームは俺のもんだみたいな態度で新参者が急に入ってくると、やっぱりどんなに上手くても、そのチームはチームとしてなかなか上手く機能しないんじゃないかなというふうに思います。
その人が、すごく身勝手で仲が悪くなってチームを去っていくか、あるいは「もうやってられないや」といって、上級生とかがそのチームから離れていくか辞めないにしても、あんまりサッカーのチームとして心がまとまってないので、一人が上手だったとしても結局その人が目立つだけのチームで、チームとして全体的に大きなパワーを発揮するというところまで、なかなかいきにくいのかなって思います。
これは、自分自身の立場をわきまえるということ、立ち位置をわきまえるということは、すごく大事だなっていうことの、ひとつの実例なんじゃないかなって思います。
どんなに自分自身がサッカーが上手であったとしても、サッカーはひとつのチームでエネルギーを発していて、力を出していくスポーツなので、やっぱりチームを作っていくためにはどうするか。
新参者なので、まずは今までいた人に、そこのチームでやっていくのであれば、ある程度敬意を示して、しかも中学校一年生ですから目上の人に対しては、敬意を示して必要な部分では尊重して立てて、そしてチームとしての人間関係を作っていくということが前提としてあって、その上である程度心の交流ができたときに、チームとして心が繋がった上で自分の能力を発揮していくということをすると、すごく自分としてもサッカーのチームとしても強いチームができるんじゃないかと思うんですが、人の体との向き合い方でも、特にそういうところはあるような気がして、例えば「人間の場合だったら、ほとんどが自動操縦されているっていうことはご存知ですか?」って診察室で聞くと「え、この医者は何言ってるんだ?」っていうふうな顔で見られることが多いんですが、言われたら分かるんですけどってお話させていただいて、例えば髪の毛を伸ばすのっていうのは自分で伸ばしてないですし、ご飯食べて消化するのも自分でやってるわけじゃない、栄養吸収するのも自分でやってるわけじゃない、体温調節、ホルモンバランス、姿勢を維持するだとか、呼吸を整えるとか、そういったことっていうのは、それ以上にすごくいろんな機能がいっぱい働いて、それで調和して動いてくれてる、動いてくれてることによって自分自身が生かされてるっていう事実を思い出すということは、すごく重要じゃないかなと思います。自分自身が生きてるわけじゃなくて、体が動いてくれてるから生かされてるっていう部分が現状ではすごく大きいし、今例えば心臓止まっちゃったら5分以上生きてられないので、その中で立場としては自分が生きてるわけじゃなくて、体が動かしてくれてる、体が生かしてくれてるから生きていけるんだということを思い出していくだけで、今の体の不調の原因というのは、すごくいろいろ見えてくるので、まずは体との向き合い方の中で、自分の立ち位置というのを見直してみるということが大事じゃないかなというふうに診察室ではお話しています。
立ち位置をまず見直す、その中で気がつくことは、体というのは動いてくれてる、自動でほとんど動いてくれてる、自分が生かされてるということを思い出すこと。
その動いてくれてる部分を整えていくために、どういうことをしていけばいいいのかなというのを、また明日少しずつ考えていきたいと思います。今日は以上です。

相武台脳神経外科
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