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「世界の外交は単純!〇〇目的だけに行われている。」

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《 北 》  日本の社会ってたぶん、凄い依存しながらも優秀な人たち。だから、要するに、サラリーマンとか公務員として、凄い優秀な人たちを作るシステムは出来ている。そうなのですけれど、一歩進んで自分で考えるのは苦手。でも考えて、それを上司に提案したとしても、「そんなの前例無いだろ。」と、言われて。さらにチャレンジしてさらに否定されて。「あぁ、もう良いか。我慢をしてやっていくわ。」と。奥さんいるしみたいな。だから、自立した人間は潰されるみたいな。そんな本ないですか。

《 加 》  そこの中で、やはり自分の能力を出していく時に、どこで出すかというと、やはり技術で出すというか。

《 北 》  そうです。

《 加 》  一番低層の、抽象度が一番低いこの技術というか、本当に職人とか。

《 北 》  そうそう。日本って職人の国ですよね。凄いこまかい。

《 加 》  うちのスタッフも、医療事務の仕事をしていて。医療事務って難しい専門職なのですけれども、その専門職に関してめちゃくちゃ出来るのですよ。めちゃくちゃ出来る性格だし、凄い能力があるので。で、「なぜその仕事をしているの?」と、言うと、「医療事務が好きだから。」と。「なぜ医療事務が好きなの?」と、聞くと、「いや、周りの人に褒められたいから。」と。「なぜ褒められたいの?」って、止まってしまうのですね、思考が。
 
だから、本当にこうその医療事務の人は、僕がずっと不安に思っていたのは、僕がその人の医療事務の能力を認めないって不安に思っていたみたいなのですが。僕自身は認めないのではなくて、なぜうちのクリニックで働いているのか。なぜ仕事をしているのかという所を、ちょっと頭に描いてほしいなって所をずっと伝えたかったという所を言ったら、やっと分かってくれた部分があったのですが。

《 北 》  なるほど。

《 加 》  自分の技術に酔ってしまって、それで、上司の人が褒めてくれるのが嬉しい。それが、生きがいだ。じゃあ、もちろんそれで、「例えば僕がクリニックで、社会悪な事をしていたらどうするの?」って、言った。「あなたはやはり医療事務として完璧な仕事をしていて、このクリニックの為になっているけれど。
 
 クリニック全体として見てみたら、例えば、収益を麻薬組織に流していたり、悪いことをしていたらどうするの?」と、聞いたら、「いや、うちのクリニックは、そんなに悪い事をしているとは思っていませんよ。」と。「え、なぜそう思うの?何が社会にとって良い事なの?」と、聞くと答えられないという。そこの所を考えてほしいなと思って。そうすると、凄く良いチームが、自発的なチームが出来ていると思うのですよね。

《 北 》  職人って、日本はオタクの国だと思うのですよ。で、それはそれで、私は素晴らしいと思うのですけれど。要するに、自分の専門に凄いこう気合いを入れてそこだけ極めてしまう。で、そこだけ極めてしまうと、さっき幸せだと言っていたじゃないですか、加藤さんの所で働いている方。スタッフの方。幸せですと、認めてもらって技術もあるし。そこで、要するに完結してしまう。それは幸せで良いと思うのですけれど。
 
だから、日本は国民が一流だと言われる訳ですよね。だから、礼儀も正しいし、自分のその専門知識が凄くあって世界のトップレベルで。どこにいっても一流の人たちが働いている。でも、政治には興味が無い。興味は無いけれど、なぜか日本は悪者にされているから、靖国に行ったら胸がすっきりするみたいな。そういう事だと思うのです。なぜ三流の政治家が産まれてしまうのかというと。要するに、一流の国民はもう自分の仕事だけで満足しているので、政治の事まで頭がいかない。

《 加 》  例えば、国にしてしまうと想像がしにくいのですけれど。例えば、うちの職場で診療所という、ちょっと小さくしていくとですね、スタッフが働いていて、完璧に仕事をしていて。例えばその、クリニック全体が社会に対して悪い事をしていると。だから、医療事務の仕事は完璧にしていて、クリニックとしてそれに対して、その人のおかげで凄くクリニックに役に立っていて。でも、結局、クリニック全体としては、社会に対して何か社会悪な事をやっていると。麻薬組織にお金を流したり何か変な医療をやっていたり、悪い事をしている。そうしたらどうするの?でも、もしクリニック全体が悪い事をしていたら、その医療事務の子が一生懸命にやった仕事が、結局は社会悪になっていて、その「クリニック全体の責任は、ちょっと君にもあるんだよね。」と、言うと。クリニックのチームの一員だから。そこのところもちょっと考えて、本当にクリニックが、社会に対して良い事をしているのかという事を考えなければいけない。それは、バランスですけれど、いけない事もあるんだよと。
 それと一緒で、選挙権を持っているので。ある程度やはり広げていくと、その日本という国は、他の世界に対してちゃんと仕事をしているのか、という事を考える責任というのが、選挙権を持っている以上あると思うのですよね。選挙に行くだけではなくて。あと、発信するという事においても。だから、そういう気持ちをちょっと、僕ら国民一人ひとりが持っていない結果、政治家の人は今、そういう事があるわけで。でも、それは日本人全体の実力ですよね今の。

《 北 》  そうですね。

《 加 》  やはりそれで、他の国の罠にはまってしまって、また同じ過ちをしてしまったら、本当にそれこそやはり、先程言っていた太平洋戦争で亡くなった方々に申し訳が立たないですね。あと、凄く国際関係を分析していくうえで、やはり凄く情報が錯乱しているじゃないですか。で、そこの中で、この本を読ませて頂いて、凄くスッキリしてきたのですけれど。

 なぜ、スッキリしてきたかと言うと、色々なものが動いている中で、その中で、この原則を押さえてやっていると物事の流れが見えてくるというのがあったのですが。いっぱいある中で、その原則を見つけていったというと、例えば大学とか。あるいは、KGBの関係者の会話の中から得てきた能力なんですか?北野さんのは。

《 北 》  原則にも色々とあるじゃないですか。成功する原則とか幸せになる原則とか。あと、何ですかね。お金持ちになる原則とか。幸せな家庭を作る原則とか。株で勝つ原則とか。女にモテる原則とか。色々とあると思うのですけれども。やはり最初は、原則を見つけたいなという欲求だと思うのですよ。

 そうしたら自分は、国際モスクワ関係大学で勉強をしていて最初に見つけたのは、Natsional’nyy interesってロシア語で言うのですけれど、国益という話をいつもするわけですよ。で、抗議でも、国益、国益といつも言っているし。セミナーでも、こういうシチュエーションの中で、ロシアがもっとも国益を最大限にするにはどうしたら良いのかとかって、皆でディスカッションとかをさせられるわけですよね。
 
 それで、国益、国益と言うけれど、一体何なんだろうなと思って話を聞いていたら、結局、二つなんだなという事がわかって。それは何かというと、結局、経済的利益を得ること。諸本の中では、金儲けだと言うのですけれど。支援をゲットする事もそうですけれど。「あぁ、なんだ。皆金儲けをしているんじゃん。」と、思って。お父さんと一緒みたいな、金儲けをしているのだなと。でも、やはり国は国なので、安全も大事。安全も大事なんだなぁと。結局、お金儲けとその安全を確保する為に、外交はやっているのだな。それを、彼らは国益と言っているのだなという風に、大学の時にぱっと気付いた訳ですね。
 
そうこうしている間に、大学を卒業して、99年からメルマガを出し始めたのですけれども。凄く大学で学んだベースもありますし、でもやはりその、国際関係というか世界がどうやって動いているのかという、原則みたいなルールみたいな事を知りたいわけですよ。だから、ロシアのお偉いさんと会って、彼らはどんな思考パターンで生きているのかなとか。どういう風に決定を下しているのかなという風に見た時に、やはり頭の中で、世界情勢を動かすものの原則というのを、知りたいなと思っているわけですよ。だから、加藤さんだったら、健康になる原則とか。幸せになる原則とかには、たぶん凄く興味があると思うし、人と話している時に、そういう原則みたいなのがないのかなという風に、無意識のうちに探していると思うのですよ。
 
それと同じで、やはり自分の中でどういう原則、どの分野の原則というのを知りたいのかなというのを、まず決めるという事ですよね。で、決めたら情報が入ってくるので。やはり一番良いのは、メンターみたいな人を見つけて、どうしたら金儲けが出来るのですか?とか。金儲けの原則を教えて下さいとか。メンターは、その分野で成功している人もいますし、例えば、お金儲けの原則とかいう本を書いて儲けている人もいますし。でも、その人ではなくて、本当に金儲けの上手な人をメンターから方法を聞くのも良いですし。あと、やはりおススメしたいのは、その分野の本を10冊くらい買って見てみると。
 
 例えば、女にモテる究極の原則や4つの原則とか、5つの原則があったとしたら、試してみるわけですよね。そんな風に褒めたら喜ばれるよみたいな。で、やってみたら、本当に喜んだみたいな。株とかでもそうなのですけれど、私はそうやってやっているのですね。例えば、株で勝つのだったら、株のプロみたいな人の本を買ってきて、書いてある通りに売買しているわけですよね。売買して本当に勝てたら、そうしたら、一冊目で当たったという事なので、そのまま続けたら良いわけですよね。
 
 だけど、一冊目やった通りにやったけれど、なぜかエントリーの仕方がわからないとか。どこで、損切りしたら良いのかわからないとかってなると、もうその本はダメなんだ実は。インチキものだという事で捨ててしまって。まぁ、実際は捨てないですけれど。で、次の本にいって、次の本の原則を試してみてこれは儲かったって事になると、それで原則が分かっていくわけですよね。

《 加 》  国際関係で、これだけ原則をぱっと書かれている方。あまり勉強したことも無いんですけれど。いないんじゃないのかなと思うのですけれど。

《 北 》  だから、たぶん原則とかって書かないんじゃないですか。こういう原則で私は、物事を見ていますよって、あまり書かない。世界の事がわかるかどうかというのは、98パーセントは公開情報で分かる。スパイって何をやっているのかというと、普段。2つしか情報源って無いわけですよね。一つは、メディア。新聞、テレビ、雑誌ですよね。それを、要するに現地語を覚えて、熱心に読むわけですよ。で、読んでいたら98パーセント分かると。で、残りの2パーセントは何かというといったら人なわけですよ。その、情報筋と呼ばれる人から情報を取ってきて、最後の2パーセントはそこでまぁ言ったら、確信を得るというか。

《 加 》  この北野さんのほとんどの部分は、その新聞とかその情報源ですけれど、ある程度、そういったつてがあるのだと思うのですが。凄い読んでいてドキドキしたというか面白かったのは、昔、プーチンの側近の方、ザンチェフさんという方がいたじゃないですか。あの方とお仕事をされた時に、小泉さんがこちらに来られて、パイプラインのルートをナホトカルート、ロシアとしてほとんど中国のルートに決めていたみたいって書かれていたのですけれども、ナホトカルートの方に検討しても良いような事を言ったのですかね。その会見の中で。

 その陰で、調整されていたのは北野さん達のメンバーだという事がメルマガに書かれていて。面白いなというのがあったのですが。今後、ロシアと日本政府が進まないのは、お互いが何を考えているのかがわからないわけで。裏でそういった繋がりがあって、情報収集が出来たら。もしかしたら進んで行けたかもしれないですけれど。何というか、ちょっとザンテフさんが体調を崩されたのですか、そこからストップしてしまった。

《 北 》  それはどういう話かと言うと…。
 で、ロシアは、顧客が一つだけになってしまうと、一国だけになってしまうと、価格の主導権が取れないので。出来ればナホトカまで引いて、ここからタンカーでだしたいなという話だったわけですよ。ところが、なぜか日本では、もう中国と決めたよみたいな話になっていて。

相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘

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