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IMトレーニングの上達ステップ 奈良学園大学 教授 辻下守弘先生 第4回

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《 加 》      こんにちは。相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は、当院で行っているIM(インタラクティブ・メトロノーム)トレーニングに関して、辻下先生の方からお話を頂きます。どうぞ、よろしくお願いいたします。

《 辻 》       よろしくお願いします。奈良学園大学の辻下と申します。よろしくお願いします。私は、リハビリテーションの方に関わっている職種なんですけれども。インタラクティブ・メトロノームというですね。一つの訓練方法ですね。それについて、ちょっとご紹介をしたいと思います。

 そのIMスコアの年齢別、平均値中というのがあってですね。基本は、これは一応適用年齢としているのは6歳以上ということを言われているのですが。でも最近は、僕の経験でも、2歳ぐらいでも十分できると思うのですね。その2歳というのは、お母さんが後ろにいて。そして、子どもを前に置いといて。そのお母さんと一緒にこう、手を叩いてもらうという風にやるという。

 しばらくはちょっと、お母さんがいないとあれなんですけれども。時々、パッと手を離すと、自分でこうやりだしたりとかがあるので。そういうのがでてきたりするので。一応、6歳以上というのが、標準なのですけれども。それよりも小さい子でも、やって悪いことはないので。やれとは言いませんが、やってもらった方が良いと思いますよ。

 そして一応、6歳以上のお子さんだと、大体平均が41ミリセカンドから69ミリセカンドぐらいが、正常値ですね。そこからちょっと悪いと、やはりちょっと集中力とかそういうのが、少し劣っているかなとか。

 あとは、そのADHDの子どもさんとかがいたら、少し大きくなったりとか。あとは、やはり認知症の人とかでも。あとは、パーキンソン病の人とかでもですね。それが大きくなってきますね、誤差というのが。そしてやはりスポーツ選手は、いきなりやはりもう二桁よりも下の、一桁台が平均ででたりとかですね。そういった方も中にはおられますよね。

《 加 》      それは、集中力が高いということですかね。

《 辻 》       そうですね。集中力が高いということです。なので、1回目だからプロバスケットボール。いや、プロラグビーのチームの人にやってもらったこともあるのですけれども。いきなりだから、一桁台をだすとかね。

《 加 》      えー。

《 辻 》       一桁台をだすというのは、相当なんですよ。相当、タイミングが良くないとできないので。かなりトレーニングをしても、一桁台がでるというのは、なかなかないのですけれども。やはり、優秀なトレーナーや選手は、いきなりそういう値を叩き出すみたいですよね。そういったことも、経験していますね。

 一応、こういった標準値があります。この特徴はやはり、結構データ重視なんですよね。一回、こういう風にアセスメントをしてもらうと、一覧表でこんな感じですね。表がでてきて、12とか。実際には、14とか15かな。いや、14か。14の色々なやり方を行った時の、それぞれの誤差ですよね。それを見ていって。

 ひょっとしたら右手は良いけど、左手が遅いとかですね。手は良いけど、足が遅いとかですね。そういう色々な人がいるので、その特徴をこのデータから、一応判断してもらって。ちょっと弱いところを、トレーニングをして行くみたいなやり方をしています。

《 加 》      これは、別々のデータとしてでるのですね。

《 辻 》       でるのですね。はい、でます。そうですね、例えば、右手だけのスコアの平均とかですね。左手だけのスコアとか、両方を互い違いにやった場合のスコアとか。そういうのが、全部でるので。例えば当然、片麻痺の方がいますよね。脳卒中とかでなってしまっていたら、当然、右は劣っていて。左はある程度、平均的とか。そういった左右差ですよね。そういったのがでるので。一つの、片麻痺の評価みたいなのにも使えるかなという感じではありますね。

 こういう風なかんじで。割と数量的に評価するというのが、一つの特徴ですね。かなり細かいデータが出ると。基本的には、第一ステップから第四ステップがあります。先程、言いましたように、第一ステップはまずは、基準というのをですね。カンカンという音は、最初は多分みんな、カンと音が鳴ってから叩くという。その音に対する反応みたいな形で、まずは言ってしまうので。かなり誤差が大きくなるのですけれども。

 それを、ぴったり音に、音とこの手の打つのを、同時にするという意味が、まずはわかってもらわないといけないのですよね。でも、最初はやはりそこはわからない場合が多いので、sこをまずはわかってもらう為の、トレーニングというのが第一ステップですよね。

 それが、ある程度わかってきた時。つまり、わかってきたというのは、大体こう、ちょっとそこはそうですね。100ミリセカンドぐらいのうちに。大体、誤差が収まるくらいだと、ある程度わかってきてくれているのかなと。分かっていないと、200とか300とかですね。結構、大きな数字になってしまうので。大体、100未満ぐらいに治るように、まずはしてもらうということですね。

 そして、ここの面白い所としは、さっきお話しをしていた、緑のところですね。ここをターゲットにしていますよね。大体、0から15ミリセカンドぐらいに収まるように、タイミングを合わせていくと。でも、その前に、そのゴムバンドという、惜しいよと。惜しいよというところを、広げたり狭めたりすることで、ちょっとモチベーションを維持するのですね。

 あんまり、例えば、ブーブーブーブー言うと、もう嫌になってしまいますよね。だからといって、あんまりこの緑のところを優しくすると、タイミングが合ってこないので。それを調整するのが、この黄色の部分ですね。つまり、惜しいといってこの幅を、最初に広いところから縮めていくことで、集中力も高まりますし。その誤差をなるべく小さくしようという、意味が分かるという感じですよね。モチベーションがこれで結構、ここの黄色の部分の設定値が非常に大事であって。

 そして、優秀になってくると、もう機械の方が勝手にですね。ここの黄色の、その大きさというか幅をこう、自分でオートマティックに変えてくれるモードがあるのですけれども。それになってくると、かなり狭くなってきて。もうその15秒ミリ、15ミリセカンドに、もほうとんど集中する人であると、そこだけにもうターゲットを置くみたいな感じですものね。

 だから、下手すると、もう25ミリセカンドぐらいでも、ブーってなってしまうということですね。だから、これはもう相当エクセレントなトレーニングを積んでいる人か、プロ選手ですね。そのくらいのレベルだと思いますよね。ここを最終的には、目指しますけれどもね。

 第二ステップとしては、ここにガイド音を入れます。さっきのはまさしく、ツーンというリワード音と、ブルンという少し惜しいよという段階と、全然外れていますというブザーですよね。あの音を聞きながら、フィードバックをしながら早めたり納めたりということで、タイミングを合わせていくというのが、第二ステップですね。

 だから、基本はもう第一ステップの方から第二ステップまで行くと、タイミングを合わせるトレーニングとしては、かなり進んでいくので。その後の、第三ステップ第四ステップまでというのもあるんですけれども。基本は、第1ステップ、第2ステップをまずやってもらうということです。

 基本は、第1ステップ第2ステップで、まずこのやり方を覚えて頂いて。そこから、第3ステップになってくると、よりタイミングを残さずに小さくしていく。プラス、右手左手、右足左足とか。左手右足とか。あるいは、足だけとかいう形で使う部分を広げていくという形になります。

 一応、基本的には第4ステップが、このトレーニングの一つの終着地というかですね。一番の、まず第一のゴールになるのですけれども。ここでは、先ほどお話しをした、そのタイミングの取り方ですね。かなり厳しくしていって。ちょっと外れるともう、すぐにブーッとなってしまうみたいなぐらいの、ちょっと厳しくして。タイミングの誤差を小さくしていくという風な、トレーニングなんですよね。

 この1、2、3、4というステップを大体、基本的なIMトレーニングの訓練の方法という風に、考えて頂ければ良いかなと思います。あとは兎に角、反復が大事ということなんですよね。反復トレーニングですね。結局その毎日、集中的にずっとやるというのが、これがなかなかですね。このIMホームというのは、家に持って帰って頂いて、お湯でやってもらうのですが。

 当然、僕らのトレーナーの方が、訓練メニューを毎日こう入れるのですけれども。基本的にこう毎日、空いてる時間にやってもらうことが必要なのですが。大抵ですね、1、2週間は続くんだけれども。その後、なかなか続けるのがね。子どもさんが嫌になってしまったりとか。あるいは、お母さんが忙しくて行けないとか。そういうので、途中でリタイヤになることが、結構多いですね。

 それを、海外とか日本でもちょっとやっている人は、もうそれを兎に角、一か月だったら一か月間、もう他の塾とかそういう習い事は全部止めて、このIMだけに集中して。1日1時間ぐらいですね、やりなさいと。そうすると、必ず効果が出てくるよという形で、かなりインテンシブにトレーニングをされていますし。そうすると、確かに効果は上がるかなということですよね。

《 加 》      じゃあ、なんか週1回。

《 辻 》      週に1回だとちょっと少ないですね。

《 加 》      ここに来て1年というよりも、1ヶ月の予定を取ってしまって。1ヵ月間、毎日やった方が良いのですね。

《 辻 》      その方が良いですよね。なので、やはりこのIMホームですよね。だから、言ったらこれの貸出をして、1ヵ月間やって頂くと。いわゆる前後で、さっきのロングフォームアセスメントとかを、こっちでやっといて。プログラムをインプットして、あと1ヵ月間は家でやってくださいとか。

 そして、家でどれぐらいちゃんとやったのかというのが、結局、トレーナーの方にデータで日々、送られて観れるので。もうやったらすぐに、メールで送られてきますので。今、〇〇さんがやりましたというのが。

 それで例えば、昔に僕が結構やっていた時は、もしやられてなかったりとか。ある一定の、2日に1回とか3日に1回ぐらい、いわゆるWEBというかですね。スカイプで面談をして。その場でやり方をチェックしてもらって。それと、ちょっと子どもさんがいると、モチベーション高めるような褒めたりとかしてもらって。それで、続けてもらうというような感じのことをやっていましたね。

 なので、短くても30分間のセッションを、週に3回以上ですね。やはり基本的に行ってくださいということを、一応教えています。

 水泳で、級がありますよね。あれがなかなか、上の級が取れなかったのが、これくらいになってくると、ちょっと取れたと。

相武台脳神経外科
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